「化学研究所 ウィークス」化研国際シンポジウム週間(2024.11.7-11.29)

開催期間:令和6年11月7日(木)〜29日(金)

化学研究所では、グローバル研究ネットワークの強化に向けて、国際共同利用・共同研究拠点などを基盤とした国際シンポジウム開催を含む化学研究所ウィークス(ICR Weeks)を開催します。開催期間は2024年11月7日(木)〜29日(金)、主なイベントは下記の通りです。 これらのシンポジウムは化研国際共同利用・共同研究拠点の国際学術ネットワーク強化事業の一環でもあり、拠点の共催として開催されます。

 

【各イベント案内】

■11月7日(木)
〜9日(土)
開催場所:
京都大学宇治キャンパス
共同研究棟大セミナー室

The 3rd KU-UNIST Joint Symposium on Chemistry and Materials Science 

京都大学(KU)と韓国 蔚山科学技術院(UNIST, Ulsan National Institute of Science and Technology)は、2年に1回のペースで化学分野の研究交流を行ってきました。今回、両大学から11名ずつ講演する化学者は、各分野の最先端の研究成果や課題、将来の展望について発表します。デバイスやナノテクノロジーから錯体化学、高分子化学や生化学から有機化学まで、幅広い分野の間で意見を交換し、分野や大学を横断するネットワークを形成し、新しい化学技術の種を生み出すことを目指します。

 

 
■11月7日(木)
〜8日(金)
開催場所:
京都大学宇治キャンパス 
宇治おうばくプラザ

4th Switzerland-Japan Biomolecular Chemistry Symposium (SJBCS2024)

第4回スイスージャパンシンポジウム(4th SJBCS2024)を上記の日程にて開催します。本シンポジウムは、 生体分子化学・生命化学の分野を中心としたスイスおよび日本の研究および人的な交流を目的としており、スイスと日本とで交互に開催してきました。これまでの開催実績としては、JSCB2007(ローザンヌ)、SJBCS2009(東京)、JSBCS2014(ベルン)などがあります。今回は、第4回(京都)となり、スイスと日本からそれぞれ各12名のいずれもそれぞれの分野を牽引する両国の気鋭の先生方を招待講演者としてお招きして宇治キャンパスにて開催します。

 

 
■11月12日(火)
13:00−15:00
開催場所:
京都大学宇治キャンパス 
宇治おうばくプラザ

公開講演会
※どちらか一つだけの
ご参加も可能です

13:00− Writing for Impact
Mr. Karl Ziemelis / Chief Applied & Physical Sciences Editor, Nature

14:00− Insights into Scientific Writing and Publishing
Dr. Natalie Lok Kwan Li / Senior Editor, Nature Communications

これらの講演では、国際学術誌Nature編集者の視点から、効果的な論文執筆とインパクトを最大化する秘訣を紹介します。また、Nature Portfolioのジャーナルの編集および査読プロセスを解説し、論文投稿や改訂の具体的なアドバイスを提供します。
どなたでも参加いただけます。Nature姉妹紙に論文を出したい方、研究者以外・京都大学以外の方も歓迎です。積極的なご参加をお待ちしています。

 

 

 
■11月12日(火)
〜15日(金) 
開催場所:
京都大学宇治キャンパス 
宇治おうばくプラザ

14th International Conference of Electroluminescence and Optoelectronic Devices (ICEL 2024)

有機EL材料、デバイス、ならびにそれらの応用に関する国際会議であるICELは、1997年に福岡で設立されて以来、主に隔年で開催されてきました。この会議は、物理学者、化学者、エンジニアが有機ELやオプトエレクトロニクス材料およびデバイスの分野における最新の研究と開発について議論するための重要なプラットフォームとなっています。14回となる今回のICELは、京都大学、宇治キャンパスでの開催となります。世界中の著名な研究者や気鋭の研究者による基調講演、招待講演、一般講演、ポスター発表が行われます。是非、皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

 
■11月21日(木)
〜23日(土)
開催場所:
台北市 台湾大学

Japan-Taiwan Initiatives for Quantum Matters and Carbon Neutral

化学研究所と国立台湾大学(National Taiwan University)凝縮物質科学研究センター(Center for Condensed Matter Sciences)は2014年から部局間交流協定を締結して、新物質・新材料の合成と新規物性評価に関する固体化学・固体物理分野での研究協力を行ってきました。また、国際共同利用・共同研究拠点活動を通した国際共同研究も展開してきています。
5年間の部局間交流協定が2024年4月に再締結されたのを機会として、これまでの交流や共同研究をさらに発展させるためのワークショップICR-CCMS MoU Renewal Workshop “Japan-Taiwan Initiatives for Quantum Matters and Carbon Neutral”を台湾、台北市の国立台湾大学で開催することとなりました。

 

 
■11月29日(金)
開催場所:
京都大学宇治キャンパス
総合研究実験棟
CB-215 /CB-217 

Shanghai-Kyoto Chemistry Forum

2019年、化学研究所のオンサイトラボとしてKyoto University Shanghai Labが上海(中国)の復旦大学内に開設されました。これまでShanghai-Kyoto Chemistry Forumを上海(中国)とオンラインで3度開催しました。Kyoto University Shanghai Lab開設から5周年を迎えるこの機会に、第4回目となる本フォーラムを復旦大学の先生方をお招きして、京都大学宇治キャンパスにて開催します。復旦大学と京都大学(化学研究所、iCeMS)は、新材料、エネルギー変換、ケミカルバイオロジー分野の研究成果の発信と両大学の交流を行い、効果的なリソースの共有や研究協力を模索します。

<関連リンク On-site Laboratory

 

【化学研究所の国際交流】

化学研究所は、多くの外国人研究者が訪れるだけでなく、世界の研究機関と学術交流協定を結び、国際的な活動を展開する研究拠点となっています。

国際学術交流協定締結機関 69件 2024年度6月現在 
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国際共同利用・共同研究 67件 2024年度国際分採択件数
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外国人来訪者 28カ国307人 2023年度

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