京都大学 宇治キャンパス公開 2016 (2016.10.22~10.23)
「京都大学宇治キャンパス公開2016」が平成28年10月22日(土)・23日(日)の2日間にわたり開催されました。毎年秋に行われ今年で20回目となるこの行事では、宇治キャンパス内の研究所などが一般公開されます。
化学研究所では9ヶ所の公開ラボが開催されました。磁石で遊びながらその不思議さを感じる体験や、スーパー ボール作りを通して化学的性質を学ぶ体験ができるラボの他、高性能な電子顕微鏡や高強度レーザー、イオン線型加速器など大型機器を見学できるラボがありました。
子供から大人まで幅広い年齢層の見学者たちが訪れ、最先端の科学に触れる充実した時間を過ごし た様子でした。
また、22日(土)には宇治キャンパス公開特別講演会が、23日(日)には化学研究所公開講演会が開催されました。
入場ゲート 受付
総合展示
クロマトグラフィー ~いろんな色素を分けてみよう!~
(構造有機化学研究領域)
磁石で遊ぼう!
(ナノスピントロニクス研究領域)
巨大分子を造って、見て、触ろう!
(高分子材料設計化学研究領域)
人工ダイヤモンド粒子を見て、触って、体験しよう!
(無機フォトニクス材料研究領域)
海洋化学の最前線
(水圏環境解析化学研究領域)
身のまわりの高分子材料:スーパーボールを作ってみよう!
(錯体触媒変換化学研究領域)
電子顕微鏡で原子の並びを見てみよう
(複合ナノ解析化学研究領域)
宇宙を見る加速器物理と磁場
(粒子ビーム科学研究領域)
高強度レーザーが作る虹色の世界
(レーザー物質科学研究領域)
講演会の様子
村田 靖次郎教授講演
「フラーレン:炭素だけで構成される最も美しい分子」
辻井 敬亘教授講演
「滑らかに、しなやかに!身の回りの摩擦損失を低減する新材料」
二木 史朗教授講演
「生命を支えるペプチド:そのはたらきと可能性」