京都府立洛北高等学校附属中学校 化学研究所見学
平成26年6月24日、京都府立洛北高等学校附属中学校1年生の生徒26名が、化学研究所を訪れました。先端ビームナノ科学センターの倉田博基教授による1年生のための講座「Atom(原子)へのアプローチ」の一環として化学研究所の見学が行われています。
はじめに、生徒たちは倉田博基教授による講義「Atomへのアプローチ」と宗林由樹教授による講義「海の微量元素が気候を決める?」を受講しました。その後、極低温物性化学実験室に移動して、楠田敏之技術職員による液体窒素を使ったデモ実験を見学しました。温度によって空気の体積が変化する様子や、低温でゴムボールが弾性を失う様子に生徒たちは驚いた表情を見せていました。
見学後は4つのグループに分かれ、電子顕微鏡や走査プローブ顕微鏡を使って、試料の中の原子や分子構造を観察しました。研究者のアドバイスを受けながら、どの生徒も小さな原子を鮮明な画像でとらえようと熱心に顕微鏡の操作を行っていました。
代表者挨拶 | 内容説明 | 倉田教授による講義 | |
宗林教授による講義 | 液体窒素を使ったデモ実験 | 透過型電子顕微鏡(TEM)の見学 | |
原子間力顕微鏡(AFM)の見学 | 走査型透過電子顕微鏡(STEM)の見学 | 走査トンネル顕微鏡(STM)の見学 |