第4回 京都大学宇治キャンパス産学交流会を化学研究所で開催

 2月21日に第4回京都大学宇治キャンパス産学交流会が化学研究所で開催されました。
 京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会、京都府中小企業技術センター、(公財)京都産業21の主催、京都やましろ企業オンリーワン倶楽部の共催によ る産学交流会の第4回が開催されました。「20世紀最大の発明の一つといわれ、学術研究の成果が産業・医療への応用から日常生活にまで浸透してきている レーザー」について、化学研究所先端ビームナノ科学センターの阪部周二教授と橋田昌樹准教授から、「研究シーズ発表」としてその基礎から応用例、今後の展 望までの紹介がありました。また、会員企業のプレゼンテーションとして、最新の開発・製品紹介(株式会社オプト・システム)に加え、宇治地区で特色ある製 品開発を進めている企業(ナカガワ胡粉絵具株式会社)の伝統的な日本画用絵の具の研究開発が紹介されました。その後、レーザー物質科学研究領域の施設見学 と参加者の交流懇親会もあり、発表会での活発な質疑応答に加えて、懇親会では様々な交流が進められました。


阪部 周二教授

橋田 昌樹准教授


講演中の様子

レーザー物質科学研究領域