新材料化学の開拓に向けた革新的合成に関する日台合同シンポジウムを開催

「新材料科学の開拓に向けた革新的合成に関する日台合同シンポジウム」が、平成22年10月4日と5日の両日、宇治おうばくプラザにて開催された。本会 は、化学研究所と国立中山大学化学科との部局間交流協定に基づく第二回目の合同研究会として開催されたものであるが、今回は、財団法人 交流協会と京都大学グローバルCOEプログラム「物質科学の新基盤構築と次世代育成国際拠点」からの助成を得て、阿波賀邦夫(名古屋大学)、吉澤一成(九 州大学)、Wang, Li-Fang(高雄医学大学)、Wong, Ken-Tsung(国立台湾大学)の各教授を他大学から迎えての開催となった。シニアメンバーによる講演のほか、若手研究者と大学院生による若手セッ ションが行われた。終始和やかな交流ムードの中で、質の高い講演と活発な議論が繰り広げられ、実り多い国際学術交流の場となった。


参加者集合写真

台湾側から友好の証として化学研究所に贈られた記念品