京都府立城南菱創高等学校「化学研究所見学」 

 平成22年2月1日、京都府立城南菱創高等学校教養科学科自然科学系統1年生の生徒約30名が化学研究所を見学に訪れました。今回の見学は、科学を中心とする広い分野での知的好奇心の高揚につなげ、より専門性を高める目的として行われました。

 生徒たちは、生物情報ネットワーク研究領域の阿久津達也教授による、化学研究所およびバイオインフォマティクスセンターに関する概要説明を聞いた後、3つのグループに分かれ最先端の研究現場を見学しました。

 「分子レオロジー」では固体と液体の違いに着目して流れたり固まったりするレオロジーについて学び、「複合ナノ解析化学」では大型顕微 鏡の仕組みや性能について説明を受け、「粒子ビーム科学」では、現在研究開発中の最先端加速器などを見学しました。その後、2つのグループに分かれ、世界 最先端の遺伝子情報計算システムを搭載したスーパーコンピューターラボラトリーを見学しました。

概要説明
(阿久津教授)
分子レオロジー研究領域
(増渕准教授)
スライムや片栗粉を使って
不思議な物質の流動性を体感しました
複合ナノ解析化学研究領域
(倉田准教授)
粒子ビーム科学研究領域
(野田教授)
スーパーコンピューターラボラトリー
設備見学