平成21年10月に、日本学術振興会先端学術研究人材養成事業への化学研究所からの応募課題「有機-無機ハイブリッド型ソフトマターの 複合解析と生体系機能発現」が採択されました。同事業の Kick-off ワークショップが、同年11月28日17：30-19：00に京都大学宇治キャンパス（旧工業教員養成所２階セミナー室）にて開催されました。参加者は、 国内研究者22名、国外研究者4名でした。

　同ワークショップでは、本事業で招聘された若手研究者でありDepartment of Materials Science and Engineering, The Pennsylvania State University の博士課程大学院生であるWenjuan Liu 氏（写真) が「Designing Ion-Containing Polymers for Facile Ion Transport in Li⁺ Batteries and Actuators」という題目で講演を行い、これまでの研究の詳細や今後の研究の展開方針について、参加者との間で活発な議論が行われました。また、そ の後の懇親会では、講演者も含めた参加者全員が、和やかな雰囲気の中で、親睦を深めながら意見交換を行いました。