京都府立洛北高等学校附属中学校「洛北サイエンス 化学研究所見学」

  京都府立洛北高等学校附属中学校1年生の生徒約30名が、化学研究所を訪れました。同校はスーパーサイエンスハイスクール指定校であり、独自教科の「洛北 サイエンス」を設定しています。その一環である、一年生のための講座「Atom(原子)へのアプローチ」として、毎年2回、複合ナノ解析化学研究領域の磯 田教授による出張講義と化学研究所の見学が行われています。
 磯田正二教授による見学実習の説明の後、分子環境解析化学研究領域の松林伸幸准教授 による講義「水を用いた環境・エネルギー問題の解決」がありました。その後、核磁気共鳴装置(NMR)や、透過型電子顕微鏡など最新の研究機器を見学した り、液体窒素を使った実験を間近に見る体験学習を行いました。生徒たちは熱心に研究者たちの説明に耳を傾け、メモをとりながら積極的に質問していました。

磯田教授による見学実習説明 生徒代表あいさつ 松林准教授
核磁気共鳴装置(NMR)の見学 液体窒素をつかった実験 透過型電子顕微鏡(TEM)の見学
走査型電子顕微鏡(STEM)の見学 原子間力顕微鏡(AFM)の見学 走査トンネル顕微鏡(STM)の見学