京都府立城南高等学校「化学研究所 実験実習」

  京都府立城南高等学校2年生の生徒約35名が、化学研究所 先端ビームナノ科学センターを訪れ、実験実習を行いました。同校のサイエンスパートナーシッププロジェクト「物質の構造を探ってみよう」の一環として開催 されたものです。また見学に先立つ12月1日には、先端ビームナノ科学センター 磯田 正二教授(複合ナノ解析化学研究領域)が、城南高等学校にて「ナノスケール科学技術を支える顕微鏡」と題した出張講義を行いました。実習当日、生徒たちは 4つのグループに分かれ、さまざまな種類の顕微鏡を見学したり、自分で操作をしたりしました。それぞれの顕微鏡の特徴や性質など、化学研究所の研究者や大 学院生に質問をしながら、活き活きと実習に臨みました。

磯田教授による電子線分光型
超高分解能電子顕微鏡に関する説明
透過型電子顕微鏡(TEM)の見学
(倉田准教授)
透過型電子顕微鏡(TEM)を操作する
原子間力顕微鏡(AFM)
(吉田研究員)
原子間力顕微鏡(AFM)での実習 走査型電子顕微鏡(SEM)
(小川助教)
走査型電子顕微鏡(SEM)での実験 走査トンネル顕微鏡(STM)
(根本助教)
走査トンネル顕微鏡(STM)を観察