京都府立 洛北高等学校「洛北サイエンス2 夏季研究室訪問研修」

  京都府立洛北高等学校2年生の生徒約20名が、化学研究所を訪れました。同校はスーパーサイエンスハイスクールの指定校であり、独自教科の「洛北サイエン ス」を設定しています。その一環として、生徒たちは一週間にわたり6つの研究室に分かれて大学での最新の科学を学びました。磯田教授による研究室実習につ いての説明の後、時任所長からの挨拶があり、生徒たちの研究室実習が始まりました。ただ見学するだけではなく、大学院生や教員の指導のもと、生徒自らが主 体となって大学院生と同じ実験装置を使った本格的な実験に参加し、実験結果をもとにディスカッションが繰り広げられました。生徒たちは普段の授業とは違う 充実した実習に、興味深い表情で熱心に取り組んでいました。

磯田教授による研究室実習についての説明 少し緊張の面持ちの生徒たち 時任所長挨拶
誰も見たことのない小さなものを見る 多様な生物現象を分子レベルで理解する 身近な生物材料から化学物質を抽出、精製、構造を決定する
水を対象として分子間相互作用の考え方と、環境・エネルギー問題の解決に貢献する新化学反応を学ぶ 無機機能性材料を中心とする物質・材料科学の一端を学ぶ ガラスの作成を通して化学物質にふれ、遷移金属酸化物による着色の原理を学ぶ