「第9回 高校生のための化学」開催

 平成18年7月29日「第9回 高校生のための化学」が梅雨明けの暑い日差しの中、開催された。北は北海道、南は九州まで日本各地から100名あまりの高校生が京都府宇治市の京都大学化学研究所に集まった。

 高校生たちは化学研究所の11の研究室が企画するそれぞれのテーマの実験にわかれ、第一線の研究者に指導を受けながら実験をおこなった。

 「人工いくら」や「コンタクトレンズ」を作る実験、人の細胞を試薬で染めて顕微鏡で細胞内の組織を観察する実験、レーザー光線を使った実験など、化学・生物・物理にまたがる、さまざまな分野の実験があった。

 最後には、グループ別にわかれ、討論をおこなった。科学や実験内容の質問だけでなく、進路や生活に関する話もあり、研究者・大学院生らと親交を深めた。

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