京都大学運営方針委員・経営協議会委員の来訪(2025.03.19)
公開日:2025年3月21日
令和7年3月19日、京都大学運営方針委員および経営協議会委員の方々が宇治キャンパスを訪問されました。当研究所見学では、若宮淳志教授(分子集合解析)がペロブスカイト太陽電池技術と研究装置について解説を行いました。さらに、若宮研究室の研究成果をもとに2018年に設立された京都大学発スタートアップ、株式会社エネコートテクノロジーズにおけるペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた研究開発についても紹介がありました。京都大学の研究成果の現状を知るとともに、今後どのように活かされていくのかへの期待が高まる見学会となりました。
ペロブスカイト太陽電池技術:従来のシリコン電池を今後数年で上回る効率を達成できる可能性を持ち、低照度条件での発電、薄型、軽量、柔軟といった特徴がある。ヨウ素を原料としていることから、大量生産した場合に従来のシリコン電池の数分の1の価格となる試算もある。


