京都大学 宇治キャンパス公開 2024(2024.10.19~10.20)

 「京都大学宇治キャンパス公開2024」が令和6年10月19日(土)・20日(日)の2日間にわたり開催されました。毎年秋に行われるこの行事も今年で28回目となり、当日は約1000人が宇治キャンパスを訪れました。
 初日に行われた特別講演会では、化学研究所からは時田茂樹 教授(レーザー物質科学研究領域)が「光をつくる・操る:レーザーが世界を変えていく」と題して、講演を行いました。
 また、2日間で化学研究所からは5ヶ所の公開ラボを行いました。磁石で遊びながらその不思議さを体験できるラボ、レーザー加工でキーホルダーが作れるラボ、研究に実際に使用されている高性能な電子顕微鏡で原子を覗けるラボ、有機ELを使った電界発光の公開実験ラボ、吉野杉の端材木粉から作られた「森のねんど」を使ったジオラマ作りの体験ラボなど、いずれのラボでも子供たちが夢中になって楽しむ姿が見られました。また、化学研究所の歴史展示室である「碧水舎」も、年に一度の特別一般公開が行われました。子供から大人まで幅広い年齢層の見学者が訪れ、最先端の科学に触れながら、研究者や学生たちと交流を深める充実したひと時となった様子でした。

関連リンク
京都大学 宇治キャンパス公開 公式サイト

当日の様子
 

 

入場ゲート・ハイブリッドスペースの展示

 

 

「碧水舎」特別一般公開

 

特別講演「光をつくる・操る:レーザーが世界を変えていく」
時田茂樹 教授(レーザー物質科学研究領域)

 

レーザー加工でキーホルダーを作ろう
(レーザー物質科学研究領域)

 

 

じしゃくであそぼう
(ナノスピントロニクス研究領域)

 

有機ELを使った電界発光の公開実験
(分子材料化学研究領域)

 

電子顕微鏡で原子を見よう
(複合ナノ解析化学研究領域)

 

 

森のねんどで未来世界を創ろう!実践バイオマスプロダクトツリー
(有機分子変換化学研究領域などの共同開催)