向山毅名誉教授が第5回DV-Xα研究協会 協会賞受賞

 平成28年8月9日、向山毅名誉教授が、第5回DV-Xα研究協会賞を受賞しました。

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 DV-Xα研究協会は、DV-Xα法及び関連分野の研究の促進と交流を目的とした団体で、 協会賞は、学術上または技術上の顕著な業績を挙げるとともに、リーダーシップを発揮し、 協会の発展に尽⼒した者に贈られるものです。

 今回の受賞理由は「DV-Xα法による原子衝突・X線分光・電子分光の理論解析と国際交流への貢献」で、「DV-Xα法を用いた研究に永年にわたり従事し、学術上および技術上顕著な業績を挙げてきた。また先導的な研究者としてリーダーシップを発揮し、研究教育活動および国際交流に尽力し、当研究協会の発展に大きく貢献した」ことが評価されました。

DV-Xα法(Discrete Variational Xα Method): 従来は主として有機化学の分野で用いられていた分子軌道法を、金属や無機化合物を含めた全ての物質にまで拡張した電子状態の計算方法です。電子構造の研究以外にもX線や電子分光学、材料科学、材料設計、新物質開発、環境科学など広い分野に応用されています。

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DV-Xα研究協会ホームページ