京都府立洛北高等学校附属中学校 化学研究所見学

 平成28年7月15日、京都府立洛北高等学校附属中学校1年生の生徒26名が、化学研究所を訪れました。先端ビームナノ科学センターの倉田博基教授による1年生のための講座「Atom(原子)へのアプローチ」の一環として化学研究所の見学が行われています。
 生徒たちは、午前中は倉田博基教授による講義「アトムへのアプローチ」、午後からは宗林由樹教授による講義「変わりゆく琵琶湖」を受講しました。その後、極低温物性化学実験室に移動し、楠田敏之技術職員による液体窒素のデモ実験を見学しました。-196℃の世界で繰り広げられる、空気の収縮や膨張等の不思議な現象を目の当たりにしました。最後に4つのグループに分かれ、電子顕微鏡の操作に挑戦しました。研究者のアドバイスを受けながら、生徒たちは試行錯誤しながらも熱心に取り組んでいました。

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講義の様子
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倉田教授による講義
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宗林教授による講義
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液体窒素を使ったデモ実験
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透過型電子顕微鏡(TEM)の見学
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原子間力顕微鏡(AFM)の見学
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走査型透過電子顕微鏡(STEM)の見学
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走査トンネル顕微鏡(STM)の見学