京都府立洛北高等学校附属中学校 化学研究所見学

 平成27年10月28日、京都府立洛北高等学校附属中学校1年生の生徒25名が、化学研究所を訪れました。先端ビームナノ科学センターの倉田博基教授による1年生のための講座「Atom(原子)へのアプローチ」の一環として化学研究所の見学が行われています。
 はじめに、生徒達は倉田博基教授による講義「Atomへのアプローチ」と宗林由樹教授による講義「海の微量元素が気候を決める」を受講しました。その後、極低温物性化学実験室に移動して、楠田敏之技術職員によるデモ実験を見学しました。生徒達は−196℃の液体窒素につけた木の葉が瞬時に凍結し、触ると粉状になる様子に実際に触れ、その変化に驚いた様子でした。
 見学後は4つのグループに分かれ、電子顕微鏡の操作方法や仕組み、試料の扱い方について学びました。研究者の指導のもと、実際に顕微鏡を操作して、原子や分子構造を鮮明に映しだす体験をしました。

 
  倉田教授による講義

宗林教授による講義

液体窒素を使ったデモ実験
 
  透過型電子顕微鏡(TEM)の見学 走査型透過電子顕微鏡(STEM)の見学 原子間力顕微鏡(AFM)の見学
 
   
  走査トンネル顕微鏡(STM)の見学