京都府立洛北高等学校附属中学校 化学研究所見学
平成27年6月23日、京都府立洛北高等学校附属中学校1年生の生徒27名が、化学研究所を訪れました。先端ビームナノ科学センターの倉田博基教授による1年生のための講座「Atom(原子)へのアプローチ」の一環として化学研究所の見学が行われています。
午前中は倉田博基教授による講義「アトムへのアプローチ」がありました。午後からは宗林由樹教授による講義「海の微量元素が気候を決める」を受講しました。その後、極低温物性化学実験室に移動して、楠田敏之技術職員による液体窒素を使ったデモ実験を見学しました。温度の変化によって起こる空気の収縮・膨張の様子や、−196℃の温度で冷やされたゴムボールが床にぶつかり粉々に砕ける様子に生徒達からは歓声が上がりました。
見学後は4つのグループに分かれ、電子顕微鏡の操作を体験しました。より鮮明な像を映し出すためにはどうすればよいのか説明を受け、どのグループの生徒たちも熱心に顕微鏡の操作を行っていました。
講義の様子
倉田教授による講義
宗林教授による講義
液体窒素を使ったデモ実験
透過型電子顕微鏡(TEM)の見学
原子間力顕微鏡(AFM)の見学
走査型透過電子顕微鏡(STEM)の見学
走査トンネル顕微鏡(STM)の見学
代表者挨拶