京都大学 宇治キャンパス公開 2010

  「京都大学宇治キャンパス公開2010」が平成22年10月23(土)・24日(日)の2日間にわたり開催されました。14回目となる今年は、昨年秋に竣 工披露した「宇治おうばくプラザ」での講演会や、新しくなった化学研究所本館での公開ラボなど、大人から子供まで多数の見学者が訪れました。公開ラボで は、磁石の不思議を体験したり、化学物質を混ぜ合わせて光らせたり、色をつけたり、またプラスチックの原料である高分子やガラスを加工して、人工いくらや スーパーボール、とんぼ玉などを実際に作ってみることができました。また、ふだんの研究や実験に使われているスーパーコンピューターや高性能の顕微鏡、 レーザー装置や加速器なども見学することができました。見学者からは、「化学物質のふしぎな仕組みに実際に触れることができ楽しく化学を学べてよかった」 「また来年もぜひ訪れたい」という声が聞かれました。
 24日(日)には化学研究所公開講演会が開催され、環境物質化学研究系・水圏環境解析化学の宗林 由樹教授とバイオインフォマティクスセンター・パスウェイ工学の馬見塚 拓教授が講演しました。

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写真集(各写真をクリックすると拡大画像が見られます)
     
入場ゲート
 
宇治おうばくプラザ
 
総合展示
 
総合展示

受付
     
公開ラボ:高強度レーザーが作る虹色の世界   生命情報学の研究に活躍するスーパーコンピューター   磁石で遊ぼう!
     
巨大分子を造って、見て、触ろう! : 高分子の不思議な世界   ケミルミネッセンス:化学の力で有機化合物を光らせよう   美しきガラスの世界:ガラスを溶かしてアクセサリーを作ろう   モノが溶けるとはどういうことか? 色素を使った実験とアクセサリーづくり 
     
海洋化学研究の最前線   身の回りの高分子材料:スーパーボールを作ろう   化学研究所公開講演会会場 (きはだホール)   宗林 由樹教授講演「微量元素で探る琵琶湖の環境変化」
       
馬見塚 拓教授講演「ライフサイエンスデータからのマイニング」   きはだホール入口   化学研究所公開講演会受付
(きはだホール)