京都大学 宇治キャンパス公開 2017 (2017.10.28~10.29)
「京都大学宇治キャンパス公開2017」が平成29年10月28日(土)・29日(日)の2日間にわたり開催されました。毎年秋に行われ今年で21回目となるこの行事では、宇治キャンパス内の研究所などが一般公開されます。当日はあいにくの雨にもかかわらず公開ラボや講演会にたくさんの見学者が訪れました。
化学研究所で8ヶ所の公開ラボを行いました。研究に実際に使用されている高性能な電子顕微鏡や高強度レーザー、イオン線型加速器など大型機器が公開され、研究者や学生らが訪れた人々に説明をしました。また、磁石が日常生活にどのように役立っているかを楽しく遊びながら学ぶ体験、プラスチック板や人工イクラ作りを通して高分子化学の面白さを体験できるラボ等がありました。訪れた方々は最先端の科学に触れ、研究者や学生たちと交流を深める充実した時間を過ごした様子でした。
また、29日(日)には化学研究所公開講演会が開催されました。
入場ゲート 受付
総合展示
時計反応:化学時計を作ろう!
(構造有機化学研究領域)
じしゃくであそぼう
(ナノスピントロニクス研究領域)
巨大分子を造って、見て、触ろう!
(高分子材料設計化学研究領域)
海洋化学の最前線
(水圏環境解析化学研究領域)
宇宙を見る加速器と磁場
(粒子ビーム科学研究領域)
高強度レーザーが作る虹色の世界
(レーザー物質科学研究領域)
電子顕微鏡で原子の並びを見てみよう
(複合ナノ解析化学研究領域)
化学研究所のあゆみ
(化学研究所 碧水舎)
講演会の様子
竹中 幹人教授 講演
「自己組織化により作り出される高性能高分子材料」
栗原 達夫教授 講演
「敵か?味方か?人と関わる微生物」
緒方 博之教授 講演
「タラ号海洋探査とは何か?
-地球規模でみるプランクトンの世界」