高橋准教授らは、ゾル−ゲル成膜法を用いて酸化物薄膜を作製する際に、光重合性の有機分子を利用することにより、バックリングを利用してフォトニック構造の酸化物薄膜を作製できることを見いだしました。バックリングは、日本語では「座屈」と言われる現象で、日常生活でよく見かける現象です。たとえば、日焼けした肌には、普段よりシワが目立ちます。これは、日焼けにより肌が普段より硬くなり、笑ったり、動いたりして皮膚の下の筋肉を動かす時のストレスを吸収できなくなり、シワができてしまうという現象です。この現象をうまくコントロールすることにより、酸化物薄膜にフォトニック構造を作製できることが分かりました。